一般社団法人埼玉県慢性期医療協会

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活動

一般社団法人埼玉県慢性期医療協会

埼玉慢性期医療協会 第10回研究会開催

令和2年1月29日(水)医療法人社団富家会富家病院研修センターにおいて埼玉県慢性期医療協会として第10回目となる理事会・研究会を開催した。 当協会とテルモ株式会社との共催で今回15施設110名の参加となった。

富家隆樹会長(富家病院理事長・院長)のあいさつから始まり、続いて一つ目の特別講演として埼玉県保健医療部 医療整備課課長 武井裕之氏をお招きし「地域医療構想における療養病床に求められる役割」というテーマでご講演いただいた。埼玉県内の病床数の変化に触れ、急性期病院と慢性期病院がお互いに理解し合うことの重要性、地域ごとに医療機能のバランスの取れた医療体制の整備実現へ向けた地域医療構想について、エビデンスに基づいた分かりやすいお話が聞けた。

続いて二つ目の特別講演として、日本慢性期常任理事(中医協診療側委員)であり医療法人松本皮膚科形成外科医院理事長・院長 松本吉郎先生をお招きし「次期診療報酬改定について」と題し令和2年度の診療報酬改定についてご講義いただいた。 昨年10月に施行された消費税率10%への引き上げに伴う診療報酬上の影響のお話や、患者・国民にとって身近でかつ安心・安全で質の高い医療の実現を目指す国の指針や地域包括ケアシステムの推進、ICTの利活用についても触れ、急性期医療から在宅医療に至るまで、論点を絞りつつも分かりやすく丁寧且つ力強いお話が聞けた。参加者からは「地域医療構想の仕組みが理解できた。介護・医療それぞれチームワークが不可欠だ。」「もっと他職種が議論する場が必要だ。」「改定に関する資料が多くいただけてありがたい。」という声が挙がった。

ご講演終了後は、同フロアの懇親会会場へと場所を変え意見交換会が行われた。参加者の多くが参加され、活発な意見交換が行われ大盛況のうちに会は終了となった。 今回の研究会では、地域医療構想や診療報酬改定について参加者数からみてもあらためて関心が高いことを伺い知ることができた。有意義な研究会・情報交換会であったと思う。

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