一般社団法人埼玉県慢性期医療協会

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埼玉慢性期医療協会 第4回研究会開催

2015年10月29日、埼玉県慢性期医療協会第4回研究会(後援 埼玉県医師会 共催 テルモ株式会社)がラフレさいたまにおいて開催されました。参加者は回を追うごとに増えており今回は100名近くの参加となりました。

研究会の特別講演は、埼玉県における地域医療策定の現状を県の保健医療政策課副課長 武井裕之様より『埼玉県における地域医療構想について』の題でご講演をいただき、続いて日本慢性期医療協会副会長の池端幸彦先生のご登壇で「療養病床の在り方などに関する検討会」の構成委員の立場から『地域医療構想における今後の療養病床のあり方について』という演題で療養病床を含めた慢性期医療の今後の方向性をご教授いただきました。

それぞれの内容は、特別講演1では日本でも数少ない病床過小地域という埼玉県の特異性をふまえ、東京都との隣接県であることから都内への急性期患者の流出、回復期・慢性期患者の流入の状況、そして埼玉県内での病床の偏在と地域の特異性についてお話しいただきました。特別講演2では、平成30年の同時改定を見据えた来年の診療報酬改定から介護療養病床を含めた療養病床を中心とする慢性期医療の医療依存度の高い患者の受け入れ強化そして地域と連携した在宅復帰機能の充実の必要性が熱く語られました。

引き続き行われた情報交換会も、参加者が殆ど欠けることなく賑わい、病院・施設経営者以外の他職種の参加者にとっても埼玉県において自分たちの慢性期医療をどういう形で提供していくべきか考える機会になった様子でした。今後は協会としてより良質な慢性期医療の提供を目指し、2次医療圏において慢性期医療の立場が理解されていくことを進めていきたいと思います。

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