一般社団法人埼玉県慢性期医療協会

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活動

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埼玉慢性期医療協会 第9回研究会開催

平成31年4月25日(木)、医療法人社団富家会富家病院研修センターにおいて、埼玉県慢性期医療協会理事会・総会ならびに第9回研究会を開催致しました。 特別講演として当協会富家隆樹会長より『介護分野での新たな期待~介護外国人の未来~』と題し外国人技能実習生の制度や実情、課題について講演をいただきました。 当協会は外国人技能実習生受け入れのため監理団体の許可を得て、現在ベトナムからの実習生の入国準備が進んでいます。

外国人を迎え入れる監理団体として協会の担う役割や、現場の問題として外国人に求められる日本語能力、送り出し各国の自国就職背景など受け入れ側、送り出し側双方の現状を織り交ぜた内容とともに、今回制度化された新たな外国人の受け入れルートとなる「特定技能」についての講演となりました。

複雑な外国人の受け入れルートについて比較をしながら今後どのように介護人材を確保していくのか、考える機会となったのではないかと思われます。  また、送り出し機関への視察を通して見えてきた課題にも触れつつ、我が国の介護業界の深刻な人材不足を解消する期待度の高いものであるとお話され、参加者も熱心に聞き入って認識を深めていました。

参加者の声を挙げると「EPA含め他制度との違いが良く分かった。人手不足解消のためにも制度を理解し早く迎え入れたい気持ちが強まった」「介護職員については年々不足し悩みの多いところです。外国人の力を借りなくてはいけない時代が来てしまった」など、歯止めの掛からない人材不足に対し危機感を募らせていることも垣間見れ、外国人受け入れの環境をより整備しなくてはならないという意識が高まった気がします。

引き続き行われた情報交換会も参加者のほぼ全員が参加され、活発な意見交換が行われました。大盛況のうちに会は終了となりました。 今回の研究では、外国人労働者という新たな局面をどう捉えてどういう形で慢性期医療に組み込み提供していくか考える良い機会になったと思われます。今後協会としてより一層良質な慢性期医療の提供を目指していきたいと思います。

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